目標は目標を持つこと?
SEが28歳までに身につける28の力 【第二版】 (技評SE選書)
- 作者: 中尾真二,今井孝,石川説明堂,伊藤直也,山内美香,南方司
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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新人デビュー前の私が読んだところで意味がない?
答えはNO.
むしろ何も学べないならば、SEというか社会人になれないだろうなと思う。
もちろん具体的な事例は思い浮かばないけれども、28歳手前のSEが悩むであろうことを想像できるし、それまでに当たり前に持つべき能力も推定できる。
本書にもあったが、上司に対していい部下でいるには、上司向けの本を読んで望ましい部下の姿を知ってみるという内容のように、相手を知るというのは大切なことだと思った。
「敵を知り、己を知る」あれ?味方か。
そういった点では就職活動生にも有効ではないかと思う。
自分の想像した悩みと合致してるか、それだけでも学ぶことは大きい。
当たり前に持っていなきゃいけないのは、強み。そこから一歩踏み出すには、それに以外の力が必要。
それは情報収集力であったり、人脈でもなりえるし、軸があってこそ広げられる能力を持ってる人がかっこいいなぁとやはり思う。
またSEに関係なく今からでも仕事に活かせる、意識できる内容だったので自分ならどう実践できるかな?と考えながら読むことができた。
痛感したのは、英語。ちょっとずつ頑張ろう。
全体を通して思ったのは、目標を持つこと。
大きな目標はもちろんだけれども、1年、半年、1日なりの目標を意識して持つということは大事だと思った。
達成感を得るというのは、もちろん、自分の能力を知るのにも有効だし、目標があるとその地点まで、という気持ちができる。
仕事というのは、ひとりでこなしながらも、常にどこかに所属している。誰かに迷惑がかかるまえに自分の能力を把握しておく必要がある。
意識して日々を生活すると全然違うもんな。
やはり具体例がない分、少し抽象的な感想が多いけれど、この本を5年後読み返してどんな風に思うか楽しみだなぁと思った。
実践できているのかね、私は。
自分の近くに置いているのもいいかもしれないな。