はてな卒業

2010年3月3日に、はてなマーケティング部のアルバイトを終えました。
お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。


2009年の2月から始めて約1年間、本当にたくさんのことを学ばしていただきました。
アルバイトは時給以上の働きをしないといけない!というのが私の持論でして、それも奈良からの交通費も出してもらって、と考えると・・・。
何かを作る仕事をしていたわけではないので目に見えるかたちで仕事が残っていないというのが理系女子としての私には常に悩ましく思っていました。私は、どれくらい貢献できているのだろう・・・?と。
今後は、経験を自分の人生に活かしつつ、はてなを使い続けることで貢献できたらな、と思っています!


そもそも

大学で情報科学を学んでいるにも関わらずそれが実際にはどう活かされてるのかが実感できず、10年以上(!)も使っているウェブに対する憧れはあり、普段よく使ってるはてなが学生でもアルバイトを募集しているんだぁ〜京都なんだ〜と知って応募したのがきっかけでした。


再び声をかけて頂いたのが、就職活動が本格化する時期ということで少し悩みましたが、私にとっては就職活動に充てる時間以上に得るものがあるんじゃないかと思って始めることにしました。


しかし、最初は自分がどう必要されているのかが分からず不安でした。

マーケティング

マーケ部のアシスタントとして、ザックパラんに与えてもらう仕事をこなしていました。
最初はSEMなどのデータまとめやキーワード作成に、そのうちに時間がある私が主に見ておりました。
もっともっと分析できたらよかったなぁと思いつつ、やはりウェブの世界は日々変動するでき事がすぐ様反映され、データとして出てくるというのは大変おもしろいところだなぁと思います。


自然と、

  • 自分の処理能力を計算してどれくらいで仕上げることができるか
  • 仕事の優先順位を確認

して仕事をこなすことが身に付いたのはよかったと思います。(なぜ、これが研究には活かせなかったんだろう・・・。)


マーケは、ユーザとエンジニアの間にいる立場なので、はてなのことも熟知しておかないといけないし、開発側の意図とユーザへの訴求点を押さえることが必要。
私は春から開発側の仕事をします。いろんな立場の仕事を知るのはとても意義のあることだなぁと思いました。


オフィスの環境

とっても働きやすい環境でした。お菓子や飲み物もあるし。

音楽を聴きながら仕事できる!

これが当たり前になってしまっているので、今後ちょっと不安です。

id:sacco0627さんのランチ

これのために出勤してたと言っても過言じゃありません・・・!
お昼が楽しみで。楽しみで。

イベント

イベントごとにも敏感になれて嬉しかったです。
京都出身にも関わらず、祇園祭というものに行ったことがなかったのですが浴衣を着て、みなさんと京都の街を練り歩くことができて嬉しかった。
あと、ハロウィンも楽しかった!

TGIF

度々、id:gasuuuちゃんとid:nagayamaさんの話を聞くという構図がありました。有意義な時間でした。と書くと嘘っぽくなるので、、、楽しい時間でした!



書けば書くほど、自分がのらりくらりと働いていたのがバレてしまいますが。
負い目とか引け目を感じて、いろんなことを話せなかったのが心残りというか、人生の課題なような気がします。id:jkondoさんに、名前を呼ばれるだけでも不思議な感覚で、まともに話せず。

最後に

流動的で、とても刺激的で、かつ心地のよい場所だなぁと思いました。


顧客満足度について、ちょこちょこ調べていたときにまさにそうだなぁ、と思った記事がありました。
(意訳ですが)

アンケートで何十項目の質問をしなくてもただ1つの質問をすればいい。
あなたはこのサービスを人に勧めたいですか?

私がはてなを使い始めたのも友達に「アンテナっていう便利なものがあるよ〜」と教えてもらったことがきっかけでした。
しかし、私のような捻くれ者だと、本当にいいものって闇雲に勧めたいとは思わないんです。
だから一言付け加えたいと思います。

あなたはこのサービスを好きな人に勧めたいですか?

はてなは、そういうサービスであってほしい、そうだと思っております!


番外編

個人的やりとりがあった方々に、少しばかりの感謝の言葉を残しました。
すると、返信を頂き、それがとってもとっても嬉しくて、感涙してしまいました。
好きな人の中にいる自分(そんな風に思ってらっしゃったのか・・・!みたいな)というのはなかなか知る機会はないし、自分の言葉に対して返事がある、ということがとても嬉しかったのです。
私が好きなWeb(に限らずですが)の側面を改めて感じることができたように思います。
情報収集や技術的にも好きですが、コミュニケーションの媒体としてのWebが好きです。心に触れたような気になってしまうのです。